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スリーピング・ウイスキーキャット

まだまだぺーぺーの下戸が、主にウイスキー愛を語るメモ。 Sometimes I write something about Japanese whisky in my poor English.

Kindle Unlimitedで釣り雑誌や普段読まない本を読み漁っているこの頃

トリビアルな話 毛鉤(Tenkara) 魚釣り

いやあ、便利ですね、Kindle Unlimited。

ぼくは和式毛鉤釣り(テンカラ)をするので、西洋式毛鉤釣り(フライフィッシング)の雑誌を読むことが多いですが、他にも将棋の本、アウトドア系の雑誌、スポーツ用自転車の雑誌も読んでいます。

普段読まない本を、正当な対価を支払って読むっていうのはいいことだと思います。

ウイスキー関係の書籍が充実してくれれば、なお良いのですが。。。

このブログで扱う話題をウイスキー以外にもさらに拡大しようと思います

このブログについて

ウイスキーネタでブログを書くのも、魚釣りネタも、あまりピンとくるものが見つからず、本ブログがネタ切れ気味になっていましたので、それ以外の話題についても記事にしようかと思います。

たとえば、英語学習についてとか。海外のウイスキーファンのサイトやTenkara釣り好きのサイトが英語で読めると、情報収集の幅がグンと広がります。

他にも生活に役立つことからどうでもいい雑感まで、とにかく記事更新頻度を上げられるよう努力したいと思います。

念のためですが、今後もウイスキーの話題は意識的に多めに取り上げたいとは思っていますのでご安心ください。

オールドボトルと現行品-あるいは「なくしても気にならない範囲で最良の物」について

トリビアルな話 スコッチ・ウイスキー

スコッチを中心に、古き良き時代のいわゆるオールドボトルを愛してやまない人たちがいる。(バーボンにもオールドボトルマニアがいるようですが、そっちはあまり詳しくないので割愛)

たしかに、大麦の品種改良で生まれウイスキーの味を向上させた”ゴールデン・プロミス種”を用い、各蒸留所でフロアモルティングをし、マッシュタンや蒸留その他諸々に職人たちの努力が惜しみなく捧げられた時代のオールドボトルは美味い。

しかし、個人的にはオールドボトルを収集しようという意欲がわかない(金銭面の理由もあるが。)。

現行品を買い支えることが今後のウイスキー業界のためだと思うというのが一点、さらには「モノ」に関する次のような価値観に共感するところがあるというのがもう一点の理由である。

バイバル登山家の服部文祥氏はその著書、『増補サバイバル』(ちくま文庫)の中でこう語っている。

「道具は「なくしても気にならない範囲で最良の物」を選び、あまり愛着をもたないほうがいい。」(160頁)

これは、登山で用いる渓流ナイフに関する記述の中に出てくるのだが、こだわりの渓流ナイフは嗜好品というかアクセサリーに近い側面を持っている。失くした時の動揺は計り知れない。

これをウイスキーに引き直すと、”飲み干したり、アクシデントでボトルが割れたりしても気にならない範囲で最良の物”が嗜好品・飲料としての身の丈に合ったウイスキーだといえるんじゃないか。

少なくとも私個人にはあてはまる。いつでも酒屋に置いていて、さして財布に痛みを感じない程度の中でうまいウイスキーくらいが一番くつろげる。

もっとも、ウイスキーは鉈やナイフのようなサバイバル登山の道具ではなく嗜好品であるから、好き好きに収集・消費してもらってかまわない。ただ、私はこう思う、というだけの話である。

今海外も注目するテンカラ釣りの魅力にせまる。【2】

魚釣り 毛鉤(Tenkara)

はてさて、渓流魚を対象とするテンカラ釣りの仕掛けを、たとえば湖沼でのバス釣りに、たとえば海でのメバル釣りに応用したら、それは「テンカラ釣り」と呼んでいいものだろうか?

 

テンカラ愛好家の中でも議論が分かれるだろうと思う。ブログなどで「海テンカラ」などと呼んで、海釣りにテンカラ仕掛けを応用している方々はいらっしゃる。

他方で、テンカラは渓流限定の釣りの作法のように捉えている方もいらっしゃる。

ちなみに、フライフィッシングの世界では海釣りも盛んである。

 

私見では、なるべくならこのような「渓流釣りとしてのテンカラ」から見ると邪道に思える渓流以外の釣りは、たとえテンカラ仕掛けを用いていようが、テンカラと呼ぶのには抵抗がある。

毛鉤の種類もフィールドも大きく違うし、その道の名人芸を動画等で目にすると、とてもではないが「テンカラ」という言葉を軽々に他分野にもあてはめるのは、敬意を欠くように思える。

では、テンカラ仕掛けの渓流以外での釣りをどう呼ぶか。イヴォン・シュイナードの著書からとって、「シンプル・フライフィッシング」、あるいは端的に「毛鉤(釣り)」と呼ぶことにしたい。

便宜上、英語表記の場合はTenkaraとするしかないが、やむをえないだろう。

渓流魚が釣れるフィールドが近くにない、あるいは禁漁期でしかたなく、という人でもシンプル・フライフィッシング/毛鉤釣りに挑戦してみると案外楽しいのではないか。

少なくとも、テンカラのキャスティングの練習程度にはなるのではないかと思う。

今海外も注目するテンカラ釣りの魅力にせまる。【1】

魚釣り 毛鉤(Tenkara)

0 テンカラの基礎知識

日本の伝統的な毛鉤釣り・テンカラは、主として渓流魚(イワナ、ヤマメ、アマゴなど)を対象として、竿(リールを使わない延べ竿)、釣り糸、そして毛鉤だけを使ったシンプルな釣りの手法である。

ヤマメ・アマゴ・イワナを和式毛バリでねらう | 釣り方・釣り具解説 | Honda釣り倶楽部 | Honda

川魚の職業漁師の営業秘密だったためか、歴史的資料はあまり残されていないが、少なく見積もっても江戸時代にはすでに存在していたようだ。( テンカラの歴史 : テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

その昔、渓流魚がたくさんいた時代には、いちいちエサを付け替える必要のない毛鉤釣りの方が効率的にたくさんの魚を獲れたのだろう。今考えるとうらやましい限りである。

また、テンカラの語源には諸説あるようだが、ここでは深く立ち入らない(石垣尚男氏の なぜテンカラ?語源へのアプローチ を参照のこと)

 

1 日本人の美意識とテンカラーシンプルさと「粋(いき/すい)」

近時、テンカラ釣りが流行してきたのはなぜなのだろうか。

釣果にこだわればエサ釣りに分があるだろうし(もっとも、これはテンカラが元来職業漁師の釣りだったことと矛盾しない。上記のようにもっと魚影が濃く簡単に魚を釣ることができた時代にはエサ釣りよりも毛鉤釣りの方が効率よく釣果を上げられた)、西洋式のフライフィッシングの方が毛鉤を容易に遠くに飛ばすことができフライパターンの使い分けなどで様々なシチュエーションに対応できる。ルアーもまた飛距離に優れ、大物とのやり取りも高機能のリールのおかげで延べ竿の釣りとは比べ物にならないほどラクだろう。では、テンカラの魅力はどこにあるのか。

第一に、そのシンプルな道具である。延べ竿、糸、毛鉤だけで構成され、毛鉤も西洋式フライほどパターンを気にすることはない。機械仕掛けの道具のわずらわしさを排し、単純な道具を手にしただけの人と自然が溶け合うような不思議な感覚。さらに、魚をかけたときの針先から手元にいたる直接的な喜びは、リールもガイドもない延べ竿ならではのものだ。

 第二に、「粋(いき/すい)」の要素である。テンカラの魅力や美学は「いき」や「すい」といった江戸時代の美意識に、通じているのではないか、ということだが、ここで九鬼周造のように哲学的な考察を加えることはかえって野暮なので、こういった美意識の学問的なことに関してはウェブや書籍で調べていただくほかない。

先に挙げた第一の魅力=シンプルさゆえに、テンカラには制約が大きい。とりわけ毛鉤の飛距離の問題は他の釣りと比してかなり不利になる。そこに加えて、疑似餌である毛鉤というエサに対する反骨。それを腕前ひとつで釣ってやろう(魚のいそうなところに手返しよく毛鉤を打ってながしたり、ロングラインキャストに挑んだりする)というのが、テンカラ師たちの意地であり、それで釣れたら他の釣り方よりも満足度の高い一匹となる。

また、たとえテンカラの腕前・技術を尽くしても思うような釣果に至らなかったとしても、やせ我慢と反骨精神を背景にもつ「いき/すい」の美学からは、何も恥じることはなく、むしろそれが独特な美意識をともなうカッコよさに紐付いているようにも思える。

それはたとえば、粋にヘラブナ釣りを楽しんでいる人に対して、食べられる魚を釣ったらどうですかとか、エサをミミズにして針を丸セイゴにしたら鯉やブラックバスが釣れて引きもよくていいですよ、などと言うのが野暮で不粋なのと同様だと思う。

 以上を、極端に要約をすると、質素で反骨的な釣り方である現代のテンカラは、釣れたときの一匹の喜びがとても大きく、釣れなくても潔くあろうとする、江戸・化政文化以来の美意識に通じるものがあるように思える。

(もっともこの考察はもとよりいい加減なものだし、テンカラの起源である職業漁師の価値観にはそぐわないだろう。)

 

2 テンカラとシンプル・フライフィッシングー日本の伝統釣法が世界へ

日本の榊原正巳氏石垣尚男氏や、アメリカのアウトドア用品メーカー・パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード氏ら(著書に『シンプル・フライフィッシング』がある)、さらにはアメリカでテンカラの普及・テンカラ用品の販売をしているTenkara USAのメンバーの努力によって、テンカラ釣りは世界に羽ばたくことになった。

イタリアにはバルセジアーナというテンカラそっくりの伝統釣法があり、やはり職業漁師の釣りである(あった)という。

伝統釣法がネット社会と出会ったときに、マイナーな伝統が「クール」なものとして受け入れられやすいのはなんとなくわかる。実際、YoutubeInstagramがテンカラの海外での盛り上がりに寄与しているところは大きいと思う。

 

3 道具についてー釣り竿は一流メーカーのものであるべきか

テンカラを始めようと思ったとき、どんな釣り竿を選べばいいのかはなかなかわからない。

釣りをしている人間なら誰しもが知っている一流メーカーのものを選ばなければならないだろうか。

それとも、Amazonなど通販サイトでテンカラ竿と検索して上位にヒットした、あまり有名ではないメーカーの5千円以下の竿を選んでいいものか。

私の場合は、特徴の異なる5千円以下の竿を二本持っている(3.6m、3.9m)。(さらに先日、日本製の1万円ほどの4.5mの竿を追加購入したので、3本だ。

安いことはもちろん理由の一つだが、他にも理由がある。

まず、テンカラ竿は、渓流竿などこれまで生産ノウハウの蓄積した技術を転用している。要するに製品として枯れた技術を使っているとか成熟した技術を使っていると言える。したがって、生産ラインや検品がしっかりしていれば、安価なメーカーの竿で初心者には十分であり、一流メーカーの最先端の技術は己の技術がステップアップしてからでいいだろうと、私は思う。

次に、釣り竿の長さや調子(テーパー)の違いに慣れるために複数本釣り竿を試すには、安価なもので遊び倒すのが一番いいと思うからである。

 

さて、次は「渓流以外でのテンカラ仕掛けの釣りをテンカラと呼んでいいのか」などを考えてみたい。

魚釣りの記事、はじめます。

魚釣り

ブログのネタが思い付かないからもう一つの趣味もこっちで書こう、という理由もありますが、ウイスキーの話にこじつけようと思えばできないこともありません。

というのも、スコットランドとりわけスペイ川流域やハイランドは鱒のたぐいのフライフィッシングの名所でもあり、バーボンのお膝元ケンタッキー州も同様に鱒釣りに恵まれた環境でウイスキーを作っているんだそうで。

日本も、ニッカの余市蒸留所・宮城峡蒸溜所の近くには鱒釣りのできる環境があります。(他のメーカーの蒸溜所がどうかはわかりませんが、鱒の生息の有無に関わらず水が重要なのは変わりません)

ということで、本ブログでも釣りのカテゴリーを設けることにします。

 

自家製ウイスキー梅酒(2016年仕込み)試飲。

1000円台から2000円台のスコッチやジャパニーズで仕込んだ自家製のウイスキー梅酒が出来上がりました。

おそらくは延べ100から200の蒸留所の原酒が混ざっているはずです。

大変香り高く、梅の実の香りとウイスキーの香りが絶妙にマッチしております。さらには、梅の種からもエキスが出たのか、アマレットのような香りもします。

ピーティーさの強いウイスキーは避けましたが、それが良かったみたいです。

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